早慶入試の結果が大体出揃いました。
今年度の早慶入試の結果がほぼ出揃ったようです(慶應医学部を除く)。
国立大志望者が国立大の結果とともにまとめて報告するケースもあり、
まだすべてを集計できてはおらず、3月10日以降にまとまったご報告が差し上げられるのではないかと思います。
率直な感想といたしましては、早慶については堅調な合格実績をあげることができたように思います。
「完勝」とは言わないまでも、
(「完勝」と言いたいところですが、予想外の不合格というケースも若干はありましたので、そんな大それた言い方はできません)、
胸を張って誇れるだけの実績は出せたのではないかと、自負しております。
私が担当する講座は、塾内的には「国公立大向け」のコースとしてもっぱら評価されており、
受講生の大半は、東大・京大・医学部・一橋大・東工大・旧帝大といった国公立大志望者です。
成増塾の国公立大実績(特に東大)の多くは、私のクラスから巣立っていた生徒たちによるものです。
ただし、私大専願の方も毎年若干名(5名前後)いらっしゃいます。
そして、今年の私大専願の受講生たちが、慶應法、早稲田政経、慶應SFCへと、第一志望への合格を次々に果たしています。
「国立に強い」という看板に加えて、「当然のことながら、私大にも強い」という矜持を保つことができて、嬉しい限りです。
そもそも、国公立大であろうが私大であろうが、同じ英語という科目であることに違いはなく、
今年の合格実績は、盤石の基礎力と記述力を身につけていれば、私大の問題傾向にも十二分に対応できるということの証左ではないかと思います。
私大でも自由英作文が占めるウェイトが重くなり、記述対策を軽んじることはできないのが、昨今の私大入試の情勢です。
国公立大向けに記述対策を中心に行っている指導が、結果的に私大入試にも有利に働くことが証明されたのではないかと思います。
たしかに、成増塾英語科の中では最も厳しい指導かもしれません。
ただし、「私大志望だから、門脇クラスは敬遠しよう」と思っていた方がいらっしゃるなら、今年の合格実績は、その誤解を解くものであると言えるでしょう。
(実際、授業では、早慶についても、他の指導機関以上に盤石の対策を講じているんですけどね。
その点がなかなか周知徹底しないんですよね、泣)
「私大志望」という進路は、厳しい勉強から逃れるための消極的な選択であってはならないと思います。
「絶対に私大トップ学部を制する!」という高い志をもった私大受験生は、門脇クラスは大歓迎です。
そのような私大志望生が多く集まってくれることを願っています。